供養の散骨

高野山真言宗やすらか庵はNPO法人やすらか庵の代表が兼務しており、代表僧侶をしています。

NPO法人やすらか庵では散骨のルールやマナーの普及に努めてきましたが、近年は散骨業者が爆発的に増えてお互いに価格競争でのつぶし合いを始めるものですから、ルールやマナーなど全く無視の状態で、しかも葬送であることを忘れて遺骨を処分する産業廃棄物の処分業者のような有様です。

高野山真言宗やすらか庵では散骨は葬送の儀であり、供養であることから、散骨供養と呼んでいます。何もかもが簡略化された今の時代だからこそ、亡き人をあの世に送り出すという基本的な事を忠実に行うことが大切なのです。