NPO法人やすらか庵では墓じまいの相談を常時無料で行っています。お墓というものはご先祖様が子孫長久を願って作られたものであり、ある意味子孫繁栄が家族の幸せという価値観なので、後継者が居ない、家が絶えてしまうという事は不幸ということになるのです。
しかしながら後継者の居ない者にとっては、悪意がある訳でなく、結果としてそうなってしまったというだけのことであり、墓じまいするにあたっても「申し訳ない」という後ろめたい気持ちを必ず伴うものなのです。
先祖から渡され続けて来たバトンを次に渡す人が居なくなってしまった、しかもそのバトンは多くの先祖の願いが籠っているので、途中で捨てるという訳にはいかないのです。
ある意味そのバトンを丁寧に感謝の気持ちを込めてご先祖様にお還しするのが墓じまいです。
令和の時代に入り、人口の減少、少子高齢化のスピードは加速するばかりで、今後益々墓じまいが増えていきます。墓じまいは地球規模の大きな考えを伴わないと解決いたしません。
