自然に還るために-粉骨

粉骨は散骨などの準備のためにお遺骨を粉状にすることですが、粉状にすることにより、それが遺骨だと分からなくする目的の他に、自然に還りやすくするという目的があります。

例えばお墓に納骨する場合、特に小さなカロートの場合には、骨壺ですぐに一杯にっなてしまうものですが、粉骨した布袋に入れてから納骨しますと、例えば骨壺4体分しか入らないようなカロートでも10体は入るようになります。これで当分墓じまいの心配をすることがなくなります。

またカロートの下が土の場合なら、粉骨したお遺灰ならいつかは土に戻ることが可能になりますし、お墓の本来の目的である埋葬にしないとお墓を買った意味が無いと思います。

今あるお墓のほとんどが単なる遺骨の保管庫になってしまっていますが、これでは千年経っても遺骨は土に還りません。

このような粉骨は手作業の粉骨でないと意味がありません、遺骨の中に含まれる様々な不純物を取り除くには目視しかないからなのです。

お墓に遺骨を置いておくだけの納骨はもうそろそろ止めにしませんか?