手作業の粉骨

やすらか庵で行っている粉骨は、全て手作業の粉骨です。

散骨するのには必ず粉骨する必要がありますが、

遺骨を粉末にすることであり、一般的に2ミリ以下とされています。

粉骨する理由としては、遺骨のまま撒くと、死体遺棄になってしまいます。

また、自然に還るため、遺骨と分からないようにするため、

といった理由が挙げられます。

一般的に業者で行う粉骨は、機械を使ったもので、

短時間で細かい粒子の粉末にすることが出来ます。

しかし、粉骨と言えども大切な故人様をお送りする葬送の儀です。

心を込めてしようと思ったら、手作業で故人様のことを思い、

語りながら行えば最上の供養になります。